転院の時期
一時退院したところで、今後の身の振り方を考える時期がやってきた。
母が入院してもうすぐ3ヶ月。今入院しているのは救急病院なので、治っていても治ってなくても退院しなくてはならない時期がやってきたのだ。
ご存知の人も多いと思うが、患者が3ヶ月以上入院すると、今までと同じ額の治療費を請求できないシステムになっている。つまり3ヶ月以上同じ患者を入院させておくと病院側の経営を圧迫することになるため、3ヶ月以上たった患者に退院や転院を迫る。
これは、社会的入院の減少を促すために決められたシステムらしい。
幸い、母は元気になってきたので良かったが、もっと重症な患者さんはいっぱいいる。
くも膜下出血などの脳疾患では、命の危険が去り、病状が安定したと思ったら、もう3ヶ月だ。そんなときにもう次の病院へ行けと言われる。大きな手術をした場合、手術をしてくれた先生のいる場所で看護をして欲しい。何か起きた場合、患者の家族は何もできないのだから。
社会的入院も問題だと思うが、すべてを3ヶ月で区切るのではなく、その人の病状によって期間を考えて欲しいものだ。
さて、母の場合は少し前まで転院という道を考えていたが、予想以上に元気になってきた。医療行為もインスリンだけなので、他の病院に入院することはできないだろう。
リハビリテーション病棟という、リハビリ専門の病院がある。そこへの転院も考えていたのだが、4月の医療制度の改正で脳疾患の場合は発症後2ヶ月以内の患者しか受け入れてもらえないことになったらしい。しまった!母はもう2ヶ月過ぎてしまった。
私の情報収集はインターネットが主なため、病院側が情報を更新しない限り新しい情報が得られない。ちょっとネットを信頼しすぎてしまったかも。
しかし、2ヶ月って早すぎない?ちょっと病状が落ち着いたと思ったらもう2ヶ月だもの。
病院の3ヶ月の制限と同様に、なんでも一律にしないで欲しい。
ただ、母は麻痺がほとんどないので、リハビリの必要もそれほどなくなってきた。
母の一番の問題は、脳出血の後遺症である高次脳障害である。
特に記憶障害が大きい。
一瞬、まともに見えるだけに、難しいものがある。
幸い、今の救急病院の系列に老人健康保健施設(老健)がある。
老健は、病院から直接家に帰るにはまだ不安がある場合に、日常生活を送れるように準備をする施設と言われている。
リハビリの先生(PT)はそこで1、2ヶ月過ごしてから家に帰っては。と薦めてくれた。
なんとなく老人ホームのようでヤダナ~って敬遠していたのだが、今の母の状態を一番よくわかってくれているPTさんが薦めてくれるなら、それが良いのかもしれない。
それには、介護保険申請をして介護度を審査してもらわなくては。
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